時耕ひとみの語学メモ

語学の勉強用ノートです

マイナスから始めるInterslavic学習 第0+i回Slovio

第-1.5回で少し触れたSlovioについて(書いた2020-11-19は諸事情により忙しかったのでそのうち加筆します)

文字と発音

A[a]
B[b]
C[t͡s]
Cx[t͡ʃ]
D[d]
E[e]
F[f]
G[ɡ]
Gx[d͡ʒ]
H[h-x]
I[i, j]※
J[j]※
K[k]
L[l]
M[m]
N[n]
O[o]
P[p]
R[r]
S[s]
Sx[ʃ]
T[t]
U[u]
V[v]
Wx[ʃtʃ]
Z[z]
Zx[ʒ]

※[j]は語頭で、語中語尾で

母音

i u
e o
a

子音

p f t, s, c sx, cx k h
b v d, z zx, gx g
m n

l, r, j, wx

Slovioには形態論的に意味のある硬音軟音の対立はない

    1. 名詞

特徴的な語尾はない
複数形は-(i)s、対格単数は-(u)f、対格複数は-(i)fs

-(i)s
-(u)f -(i)fs

(i), (u)は語幹末が子音の時挿入される

対格

対格は次の3つの役割を持つ
1)動詞の直接目的語、ただし動詞の直後に来ない場合のみ
2)方向を表す
3)所有を表す

冠詞

定冠詞taのみがあるが、必須ではない

形容詞

語尾は-ju

副詞

語尾は-uo

形容副詞(形容詞としても副詞としても働く語)

語尾は-(e)sk

動詞

不定詞語尾は-(v)(i)t(語根末がoなら-vit、他の母音なら-vitまたは-t、子音なら-t)
他の時制は語尾の-tをいれかえて形成する。
現在形は-t、過去形は-l、未来形は-b、条件法は-lbi、命令法は-j
相は助動詞で表す
es(非完結)、mozx(可能)、hce(希望)、dolzx(必要)、dolzxbi(義務)
人称を表す手段としては①主語を標示する②人称接辞を後ろにつけるの2通り
人称接辞はこう

1.sg. 2.sg. 3.sg. 1.pl. 2.pl. 3.pl.
(i)jm (i)jsx (i)jt (i)me (i)te (i)jut